『Call of Duty: Modern Warfare 4』(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア4、以下MW4)は2026年10月23日に発売されます。PC版の動作環境は9月29日に公式ブログで発表され、Steamストアにも掲載されました。PCで遊ぶつもりの人が知りたいのは「いまのPCで動くのか」「買うならどこまで必要か」の2点だと思います。

先に答えを書くと、GPUの要求は今回も控えめです。推奨はGeForce RTX 3060 Ti / Radeon RX 6600 XTクラスで、マルチプレイを高設定90fps。2026年10月時点のBTOでいえば、エントリーのRTX 5060搭載機で届く水準です。一方で、上位の「レイトレーシング・4K」ティアはRTX 5070 Tiとメモリ32GBを求めており、ここを狙うと予算は一気に跳ね上がります。そしてGPUより先に確認すべきなのが、SSD 115GBと、動作環境の補足事項で求められているTPM 2.0・Secure Bootです。

この記事では、公式ブログとSteamストアの表記を突き合わせて食い違っている箇所を明示し、前作『Black Ops 7』から何が変わったかを整理します。そのうえで、3つのティアそれぞれを満たすBTOの構成と価格を、CPUまで揃えて示します。プリロードが始まる日本時間10月16日午前1時までに確認しておきたいことも、最後にまとめました。

公式動作環境(最小・推奨・レイトレ4K)

Activisionが公式ブログで公開した値です。前作までの「競技・4K」ティアはなくなり、代わりにレイトレーシング用のティアが設けられました。

項目最小推奨レイトレ・4K
目標動作させる最低ラインマルチプレイを高設定で90fps高品質レイトレーシングを4K(アップスケール)で
OSWindows 10 64bitWindows 11 64bitWindows 11 64bit
CPURyzen 5 1400 / Core i5-6600Ryzen 5 3600 / Core i7-8700KRyzen 7 3700X / Core i7-10700K
メモリ8GB16GB32GB
GPURX 470 / GTX 970・1060 / Arc A580RX 6600 XT / RTX 3060 Ti / Arc B580RX 9070 XT / RTX 5070 Ti
VRAM3GB8GB16GB
ストレージSSD 115GBSSD 115GBSSD 115GB

どのティアもブロードバンド接続とDirectX 12対応が条件で、必須アップデートのために追加の空き容量が必要になる場合があるとされています。推奨ドライバーはNVIDIAが616.56(発売前にAdvanced Shader Delivery対応版を配布予定)、AMDが26.7.1、Intelが32.0.101.8974です。

表で目を引くのは2点です。ひとつは推奨の目標が「60fps」ではなく「90fps」になったこと。公式ブログは、推奨スペックなら手動で設定をいじらなくても90fpsが出るよう調整したと説明しています。もうひとつは、レイトレ・4Kティアだけメモリが32GBに跳ね上がることです。ゲームの動作環境でメモリ32GBが条件になる例は、まだ多くありません。ほかにどんなタイトルが32GBを求めているかはメモリ32GBが必要なゲームにまとめています。

アップスケーリングとフレーム生成は、NVIDIA DLSS 4.5、AMD FSR Redstone、Intel XeSS 3から選べると公式ブログに書かれています(標準のアンチエイリアスはFilmic SMAA T2X)。レイトレ・4Kティアの「4K」は、これらのアップスケーリングを使う前提の数字です。

推奨GPUの表記が公式ブログとSteamで違う

ひとつ注意したいのが、推奨ティアのNVIDIA製GPUの表記です。公式ブログはRTX 3060 Ti、SteamストアはRTX 3060と書いており、2026年10月7日時点で一致していません。Steamストアにはレイトレ・4Kティアの記載もなく、最低と推奨の2段だけです。

どちらが正しいかは公式に説明がないため、この記事では断定しません。ただ、推奨ティアの説明文(高設定で90fps)が書かれているのは公式ブログの側で、AMDのRX 6600 XTやIntelのArc B580と並べるとRTX 3060 Tiのほうが釣り合います。なお前作Black Ops 7の推奨GPUはRTX 3060でした。Steam側は前作の表記が残っている可能性があります。PCを買う側としては、高いほうのRTX 3060 Tiを基準に考えておけば外しません。

実際のところ、この食い違いは新しくPCを買う人にはあまり影響しません。いまBTOのエントリー帯で主流のRTX 5060は、どちらの表記でも満たすからです。GamersNexusの検証では、タイトルによってRTX 3060 Tiをわずかに下回るものから1割強上回るものまであり、総じて同等〜わずかに上という位置づけです。影響があるのは、手持ちのRTX 3060で遊ぼうとしている人です。Steamの表記なら推奨ど真ん中、公式ブログの表記なら一段下という位置づけになります。

前作Black Ops 7から変わったこと

前作の公式動作環境と並べると、変化は「下は据え置き、中と上を引き上げ」です。

最小は据え置き
CPU(Ryzen 5 1400 / Core i5-6600)、GPU(RX 470 / GTX 970・1060 / Arc A580)、VRAM 3GBまで前作と同じです。間口の広さは維持されました。
推奨はCPUとメモリが上がった
前作の推奨はRyzen 5 1600X / Core i7-6700K・メモリ12GBで、目標は高設定60fpsでした。MW4はRyzen 5 3600 / Core i7-8700K・16GBで、目標が90fpsに上がっています。
最上位ティアの性格が変わった
前作は「競技・4K」ティアで、RTX 4080・RTX 5070 / RX 9070 XT、VRAM 16GB、メモリ16GBでした。MW4はレイトレーシング用ティアに置き換わり、RTX 5070 Ti、VRAM 16GB、メモリ32GBを求めています。
容量はわずかに減った
前作はSSD 116GB、MW4は115GBです。どちらにしても500GB SSDのPCには重い数字です。

PS4・Xbox One世代を切った作品なので要求が跳ね上がるのでは、という見方もありましたが、ふたを開けると最小ティアは前作のままでした。Nintendo Switch 2にも対応する作品なので、幅広い性能帯で動かす設計は崩していません。重くなったのはレイトレーシングという上限の部分です。

RTX 5070は最上位ティアの名指しから外れた

レイトレ・4KティアでNVIDIAから挙がっているのはRTX 5070 Tiだけです。前作はVRAM 16GBと書きながら、12GBのRTX 5070も名指ししていました。今回はその名前が消え、VRAMの数字とGPU名が一致する形になりました。

レイトレーシングをオンにすると動かないという意味ではありません。あくまで「公式が4K・高品質レイトレの目安として示した構成」に届かないということです。1440pでレイトレを抑えめに遊ぶなら、RTX 5070でも十分に遊べる性能帯と考えられます。逆に、VRAM 16GBのRTX 5060 Tiは容量の数字だけは満たしますが、GPUの処理性能はRTX 5070 Tiに遠く及ばないので、このティアの代わりにはなりません。

GPU・CPUの欄とは別にある必須条件

ここでつまずく人が毎作出ています。MW4では、これらの条件が動作環境の補足事項(Additional Notes)にはっきり書かれるようになりました。

TPM 2.0とSecure Bootが必須

公式ブログの補足事項には「PC版のプレイにはTPM 2.0とSecure Bootが必要」と明記されています。Steamストアのページにも同じ記載があります。RICOCHETアンチチートが、これらのハードウェア側の保護を前提にしているためです。

MW4のベータでは、前作より扱いが厳しくなっていました。Activisionのサポートページでは、Black Ops 7とWarzoneは条件を満たさないと「ランクプレイを含む一部のモード」が制限されるという扱いでした。これに対しMW4のベータについては、条件を満たさないと「オンラインのゲームモードがすべて遊べない」と書かれています。製品版も同じ扱いになると考えて準備しておくのが安全です。

TPM 2.0の確認
Windowsキー+Rで「tpm.msc」を実行します。「TPMは使用する準備ができています」と表示され、仕様バージョンが2.0なら有効です。
Secure Bootの確認
Windowsキー+Rで「msinfo32」を実行します。「BIOSモード」がUEFI、「セキュアブートの状態」が有効になっていればOKです。
公式の確認ツール
Activisionが配布している「Call of Duty Secure Attestation Wizard」(2026年9月16日更新のバージョン1.2.0)を使うと、条件を満たしているかをまとめて確認できます。配布はActivisionのTPMサポートページからです。
ディスク形式はGPT
Secure BootにはUEFIブートが必要で、UEFIブートにはGPT形式のディスクが必要です。古いPCから移行してきた環境や、Legacy BIOSのままインストールした環境は要注意です。
Windows 10は22H2以降
サポートページによると、TPM 2.0自体はWindows 10の20H2以降で使えますが、Call of Dutyは22H2以降を求めています。

ActivisionはUEFI/BIOS設定の変更で生じた不具合について責任を負わないと明記しています。実際の有効化手順は、ASUS・MSI・Gigabyte・ASRockのメニュー名まで含めてSecure Boot・TPM 2.0・メモリ整合性(VBS)を有効にする手順で解説しています。

最小スペックのCPUとTPMの前提条件が食い違っている

公式の案内どうしで食い違っている箇所があります。ActivisionのサポートページがTPM 2.0の前提として挙げるCPUは、Intel第8世代以降(Intel PTT)またはAMD Ryzen 2000シリーズ以降(AMD fTPM)です。ところがMW4の最小スペックに書かれているCPUは、Ryzen 5 1400(Ryzen 1000シリーズ)とCore i5-6600(第6世代)。どちらもこの前提を下回っています。この食い違いは前作から引き継がれたままです。

マザーボードに単体のTPMチップ(dTPM)を載せている場合などは動く可能性がありますが、「最小スペックを満たしているから大丈夫」とは言えません。第7世代以前のIntel CPUやRyzen 1000シリーズのPCで遊ぶつもりなら、先にtpm.mscとmsinfo32、または公式の確認ツールで現状を確認してください。ちなみに推奨ティアのRyzen 5 3600とCore i7-8700Kは、どちらも前提条件を満たしています。

そのほかの条件

AVX対応のCPUのみ
公式ブログには、現時点でサポートするのはAVX命令セットに対応したIntel・AMDのプロセッサーのみと書かれています。近年のCPUなら問題ありません。
ArcはResizable BAR必須
Intel Arcシリーズのグラフィックスカードは、Resizable BARの有効化が条件です。ジャンル別の効果の違いはResizable BARは効果ある?速くなるゲームと無効化すべきケースを解説で確認できます。
Steam版は電話番号の登録が必要
Steamストアのページに、MW4のプレイには携帯電話番号がSteamアカウントに登録されている必要があると書かれています。購入前に済ませておくと発売日に慌てません。
ブロードバンド接続が必須
全ティアの条件に、ブロードバンドのインターネット接続が含まれています。

最大の壁はGPUではなく、ストレージ

CoDでPC選びを間違える最大の原因がこれです。

MW4の必要容量は115GBで、推奨ではなく最小ティアから一律で求められる数字です。しかもSSDが条件で、Steamストアの補足には「ローンチ時点で115GBの空き容量があるSSD」とあります。CoDはシーズンアップデートのたびに容量が増えていくシリーズで、公式も必須アップデートで追加の容量が必要になる場合があると断っています。

ここで問題になるのが、BTOの最安構成はストレージ500GBが標準だということです。ドスパラ(THIRDWAVE・GALLERIA)の各GPU帯の最安モデルを確認すると、RTX 5060からRTX 5070 Tiまで軒並み500GB SSDでした。

500GBのドライブにWindowsを入れると、実際に使えるのは430〜450GB程度。そこにMW4が115GB。1本で全体の4分の1以上を持っていきます。ほかにゲームを入れれば、あっという間に足りなくなります。容量の次に気をつけたいのがダウンロードにかかる時間で、回線は速いのにSteamのダウンロードが遅い場合は、SSDやCPUが詰まっていることもあります。見分け方はSteamのダウンロードが遅い・止まる原因と直し方にまとめました。

1TB SSDを最低ラインにする
CoDを遊ぶなら500GBは現実的ではありません。BTOのカスタマイズで1TBに上げるか、最初から1TB搭載モデルを選んでください。
1TB化は+1万9,000円
ドスパラで確認した機種(THIRDWAVEのRTX 5060・5060 Ti 16GB・5070機、GALLERIAのRX 9070 XT・RTX 5070 Ti機)では、500GBから1TB(NVMe Gen4)への変更がどれも+1万9,000円でした(2026年10月7日時点)。
HDDには入れない
公式の条件はSSDです。外付けHDDや、空きが少なくなったQLC方式のSSDは避けたほうが無難です。
後から増設する手もある
M.2スロットに空きがあれば後からSSDを追加できます。ただし空きスロットの有無はモデルによるので、購入前に仕様を確認してください。

公式ティア別のおすすめ構成と価格

ここからは、3つのティアを満たすBTOの構成です。価格は2026年10月9日にドスパラの製品ページで確認した税込価格で(ドスパラは10月8日に告知なしで価格を改定し、THIRDWAVEは白の01Wが黒の01Bより5,000円安くなったため、白の価格です)、どれも標準構成は500GB SSDのため、1TBへの変更費用を足した総額も併記します。レイトレ・4Kティアは、メモリ32GBへの変更費用も含めています。

公式ティアを満たすBTOの総額(1TB SSD込み)

2026年10月9日時点のドスパラ公式価格。推奨帯はTHIRDWAVE(白の01W)、レイトレ4K帯はGALLERIA。メモリはいずれも16GB×1構成が標準

推奨 / RTX 5060・Ryzen 7 5700X197880円
推奨+余裕 / RTX 5060 Ti 16GB・Ryzen 7 5700X227880円
推奨+余裕 / RTX 5070・Ryzen 7 5700X252880円
レイトレ4K / RX 9070 XT・Core Ultra 5 225F(32GB化込み)370080円
レイトレ4K / RTX 5070 Ti・Ryzen 7 5700X(32GB化込み)418880円
推奨ティア / 約18〜20万円
THIRDWAVE AD-R7X56A-01W(Ryzen 7 5700X+RTX 5060+16GB+500GB)が17万8,880円、1TB化で19万7,880円です。RTX 5060はRTX 3060 Tiと同等〜わずかに上の性能で、CPUも推奨のRyzen 5 3600を上回ります。CoDをマルチプレイ中心に遊ぶならここで足ります。
推奨+余裕 / 約21〜25万円
144Hz以上のモニターで90fpsより上を狙うなら一段上げます。THIRDWAVE AD-R7X56C-01W(Ryzen 7 5700X+RTX 5060 Ti 16GB)が20万8,880円、1TB化で22万7,880円。RTX 5070のAD-R7X57A-01W(Ryzen 7 5700X)は23万3,880円、1TB化で25万2,880円です。高リフレッシュを活かすにはマウス側の応答も見逃せません。軽量マウスや無線の反応速度はゲーミングマウスの選び方で解説しています。
レイトレ4Kティア / 約37〜42万円
GALLERIA XGC5M-97XT-GD(Core Ultra 5 225F+RX 9070 XT+16GB+500GB)が29万4,980円で、32GB化(+5万6,100円)と1TB化を足すと37万80円。RTX 5070 TiならGALLERIA XGR7M-R57T-GD(Ryzen 7 5700X)が34万9,980円、32GB化(+4万9,900円)と1TB化で41万8,880円です。Ryzen 7 7700構成のXPR7M-R57T-GDは37万9,980円からになります。

レイトレ4Kティアの2機種はCPUが違うので、価格差をそのままGPUの差と読まないでください。CPUを揃えると、Core Ultra 5 225F同士ではRTX 5070 Ti機のXGC5M-R57T-GDが36万9,980円で、RX 9070 XTより7万5,000円高くなります。5700X機が安く見えるのは、DDR4の32GB化(+4万9,900円)がDDR5(+5万6,100円)より安いことも効いています。RX 9070 XTとRTX 5070 Tiのレイトレーシング性能の差がMW4でどの程度出るかは、発売後の検証を待つ必要があります。

推奨ティアからレイトレ4Kティアまでの差は、およそ18万〜23万円です。そのうち5万円前後はメモリを32GBにする費用で、BTOの標準が16GB×1枚のため、16GB×2枚へ入れ替える形になります。メモリ価格の高止まりが、そのまま最上位ティアの敷居になっている格好です。部品価格の動きはゲーミングPCの値上がりで追っています。

CoDのためだけにPCを買うなら、推奨ティアの構成に1TB SSDを足すのがいちばん無駄のない選び方です。レイトレーシングを4Kで楽しみたい人、ほかの重いタイトルも遊ぶ人だけが上のティアを検討すれば十分です。なおRTX 5070搭載機は、CPUやメモリの違いで23〜45万円と価格の幅が大きいので、比べるときはCPUを揃えてください。

プリロードから発売までの日程

2026年10月7日時点で、残っている日程は次のとおりです。

10月16日 午前1時
PC版のプリロード開始です。公式ブログでは10月15日午前9時(太平洋時間)で、日本時間では16日の午前1時にあたります。対象はデジタル版を予約・事前購入した人です。
10月17日
キャンペーンの早期アクセス開始です。公式ブログは10月16日(金)からと案内しており(時刻の記載なし)、日本では10月17日からと4Gamer.netが報じています。デジタル版の予約・事前購入者が対象です。4Gamer.netの記事
10月23日
正式発売です。公式ブログでは、各地域の現地時間0時に発売とされています。

なおSteamストアの発売日欄は10月22日になっています。公式は各地域の現地時間0時に順次発売する方式で、最も早い地域の解禁が協定世界時(UTC)では22日にあたるためと考えられます。日本で遊べるのは10月23日からの見込みですが、PC版の解禁時刻は直前に公式とSteamの表示を確認してください。

価格はSteamで標準版9,800円、秘蔵版(Vault Edition)13,200円です。なお2026年4月の規約変更で、MW4はXbox Game Passに発売初日から追加されません。追加は発売から約1年後の予定です。詳しくはPC Game Passの料金とプラン比較をご覧ください。

発売までにやっておくこと

オープンベータはすでに終わっているので、ここからは製品版に向けた準備です。

いますぐ - TPMとSecure Boot
tpm.mscとmsinfo32を実行するか、公式の確認ツールを使います。ここが無効だと、どれだけ高性能なPCでもオンラインで遊べない可能性があります。
いますぐ - 空き容量を確保
SSDに115GB以上の空きが必要です。アップデート分の余裕も見て、150GB程度は空けておくと安心です。
PCを買うなら今週中に
早期アクセスの10月17日に間に合わせたいなら、注文前に製品ページの出荷目安を必ず確認してください。上位GPUほど納期が延びやすく、パソコン工房のRTX 5070 Ti・5080搭載機は10月6日時点で出荷まで2〜3週間の表示でした。
Xbox PCアプリを入れておく
事前にコンパイルしたシェーダーを配信するAdvanced Shader Delivery(ASD)で、初回起動時のシェーダー準備を短縮できます。公式ブログは、どのPCストアで遊ぶ場合でも事前にXbox PCアプリを入れておくよう案内しています(ASDを使う場合のみ必要で、ASDは対応プラットフォームに限られます)。
発売後 - 内蔵ベンチマークで確認
MW4にはマルチプレイを模したシーンを流すベンチマークツールが内蔵されます。平均fps、CPU・GPUの状況、Ping、入力遅延をリアルタイムで表示し、終了後にはエリアごとの内訳と設定の提案まで出してくれます。自分のPCの実力はこれで確認できます。

よくある失敗

スペック表のGPUだけ見て安心する
TPM 2.0とSecure Bootを満たさないと、性能に関係なくオンラインで遊べない可能性があります。真っ先に確認すべき項目です。
500GB SSDのモデルを買う
MW4だけで115GB使います。500GBでは他のゲームがほぼ入りません。BTOの最安構成はたいてい500GBなので、必ず確認してください。
VRAMの数字だけでGPUを選ぶ
レイトレ4KティアのVRAM 16GBは、RTX 5060 Ti 16GBでも満たします。ただし処理性能はRTX 5070 Tiに遠く及ばないので、このティアの代わりにはなりません。
GPUに予算を寄せすぎる
推奨はRTX 3060 Tiクラスで、RTX 5060で満たせます。CoDのためだけに高価なGPUを買う必要はありません。浮いた予算はストレージに回しましょう。
発売直前にPCを買う
キャンペーンは10月17日から先行して遊べます。納期の長いモデルだと、発売日にも間に合わないことがあります。

よくある質問

Q.Modern Warfare 4の推奨スペックはどれくらいですか?

A.公式ブログでは、推奨がRyzen 5 3600 / Core i7-8700K、メモリ16GB、RX 6600 XT / RTX 3060 Ti / Arc B580、VRAM 8GB、Windows 11 64bit、SSD 115GBで、目標はマルチプレイを高設定90fpsです。なおSteamストアではNVIDIAの推奨GPUがRTX 3060と表記されており、2026年10月7日時点で両者は一致していません。

Q.最低スペックはどれくらいですか?

A.Ryzen 5 1400 / Core i5-6600、メモリ8GB、RX 470 / GTX 970・1060 / Arc A580、VRAM 3GB、Windows 10 64bit、SSD 115GBです。前作Black Ops 7とほぼ同じ水準です。ただし最小CPUはActivisionが案内するTPM 2.0の前提条件(Intel第8世代以降、Ryzen 2000シリーズ以降)を下回っているので、手持ちのPCで遊ぶなら事前に確認してください。

Q.レイトレーシングを4Kで遊ぶには何が必要ですか?

A.公式のレイトレ・4Kティアは、Ryzen 7 3700X / Core i7-10700K、メモリ32GB、RX 9070 XT / RTX 5070 Ti、VRAM 16GBです。4Kはアップスケール前提です。BTOでは32GB化と1TB化を含めて約37〜42万円が目安でした(2026年10月7日時点)。

Q.RTX 5070では足りませんか?

A.推奨ティアは大きく上回るので、マルチプレイを高fpsで遊ぶには十分です。ただしレイトレ・4KティアでNVIDIAから挙がっているのはRTX 5070 Tiだけで、VRAMも16GBが目安です。前作の最上位ティアにはRTX 5070の名前がありましたが、今回は外れました。4K・高品質レイトレを狙わないなら問題ありません。

Q.TPM 2.0とSecure Bootは本当に必要ですか?

A.必要です。MW4の公式動作環境の補足事項とSteamストアの両方に明記されています。Activisionのサポートページでは、MW4のベータは条件を満たさないとオンラインのゲームモードがすべて遊べないとされていました。tpm.mscとmsinfo32、または公式のSecure Attestation Wizardで確認してください。

Q.ストレージはどのくらい必要ですか?

A.全ティア共通でSSD 115GBです。シーズンアップデートで増えていくため、1TB SSDを最低ラインと考えてください。BTOの最安構成は500GBのことが多く、MW4を入れると他のゲームがほぼ入らなくなります。

Q.プリロードはいつからですか?

A.PC版は日本時間10月16日午前1時(太平洋時間10月15日午前9時)からで、デジタル版の予約・事前購入者が対象です。キャンペーンの早期アクセスは日本では10月17日から、正式発売は10月23日です。

Q.Steam MachineやSteamOSでは遊べますか?

A.遊べません。RICOCHETアンチチートがLinuxに対応していないためです。詳しくはSteam Machineは買いかにまとめています。

まとめ・次に読みたい記事

『Call of Duty: Modern Warfare 4』の公式動作環境は、最小・推奨・レイトレ4Kの3段階です。推奨はRTX 3060 Ti(Steamストアでは3060)・メモリ16GBで高設定90fpsを狙う水準で、現行のBTOならRTX 5060搭載機で届きます。レイトレ4KティアはRTX 5070 Ti・VRAM 16GB・メモリ32GBと一気に重くなり、32GB化の費用を含めると総額は約37万円からです。

PC選びで押さえるべき点は3つです。GPUの要求は比較的軽く、CoDのためだけなら推奨ティアで足りること。ストレージは全ティアSSD 115GBで、500GBモデルなら1TBへの変更は必須と考えること。そしてTPM 2.0とSecure Bootという、性能と無関係に遊べなくなる条件があることです。

プリロードは日本時間10月16日午前1時に始まります。まずはtpm.mscとmsinfo32を実行して、いまのPCの状態を確かめるところから始めてください。