ボクセルで作られた世界を探索し、地形ごと削って拠点を建てるサバイバルアクションRPG『Enshrouded霧の王国』(エンシュラウデッド)が、2026年10月15日に早期アクセスを終えて正式版1.0になりました。開発・販売はドイツのKeen Games。Steamの切り替えは日本時間で16日の0時過ぎで、同じ日にPS5版も発売されています。Xbox Series X|S版は2027年春の予定です。なお、PS5とのクロスプレイは1.0の時点で非対応です(後述)。
発売前に気になっていたのは、1.0で動作環境が変わるのか、早期アクセス時代のベンチマークがまだ使えるのか、という点でした。答えは「動作環境の表記は変わらない。ただし実測で見ると、推奨スペックちょうどのGPUでは最高画質の60fpsに届かない」です。しかも1.0では、Radeonが同格のGeForceを大きく引き離し、RX 9070 XTがRTX 5090に迫るという珍しい結果が出ています。ところが発売後のSteamレビューでは、Radeonで遊ぶ人のほうが性能への不満が多く、ベンチマークと実際の評判が食い違っています。
この記事では、Steam公式APIとKeen Gamesのサポートサイトで動作環境を確認し直したうえで、ドイツのComputerBaseが1.0で測ったGPU別のfpsを読み解きます。発売後のSteamレビュー1,216件を集め、PC構成が添付された200件をGPUメーカーやビデオメモリの容量別に分けた集計も載せました。遊び方(ソロ・参加側・ホスト兼プレイ・専用サーバー)で必要なスペックが変わる点はそのままで、BTOの価格は2026年10月17日にドスパラ公式の製品ページで確認し直しています。
先に結論(遊び方別のおすすめ)
2026年10月17日にドスパラ公式の製品ページで確認した、THIRDWAVEブランドの構成です。いずれもメモリ16GB(16GB×1枚)、SSD 500GBで、翌日出荷の表示でした。同じ型番でも白(01W)が黒(01B)より5,000円安いため、白の価格を載せています。送料は別に1台3,300円かかります。
- 推奨の最低ライン/20万8,880円
- Ryzen 7 5700X + RTX 5060 Ti 16GB(AD-R7X56C-01W)。ビデオメモリ16GBで、アップスケーリングをDLSSで使えるので画質を保ちやすく、Steamレビューでも性能への不満が少ない側です。8コアなので少人数のホストもこなせます。ソロ・参加側でも、本作のために買うならここからです
- 安くて速いが様子見/17万8,880円
- Ryzen 7 5700X + RX 9060 XT 16GB(AD-R7X96G-01W)。ベンチマーク上は上の機種より安くて速い構成です。ただし発売後のレビューではRX 9060 XTで遊ぶ人の不満が多く、原因が切り分けられていないため、今は勧めにくい選択肢です
- WQHDで最高画質60fps/23万3,880円
- Ryzen 7 5700X + RTX 5070(AD-R7X57A-01W)。ComputerBaseがWQHD・最高画質で60fpsに届くGeForceの最低ラインとして挙げたのがRTX 5070です
- 大人数のホスト兼プレイ/22万8,880円
- Ryzen 7 7700 + RTX 5060 Ti 16GB(AD-R7A56C-01W)。8コア16スレッドのままCPUの世代を上げ、ワールドの処理とゲームの描画を1台でこなす余裕を作ります。GPUをRX 9060 XTにした同じCPUの機種(AD-R7A96G-01W)は20万8,880円ですが、後述の理由で今は様子見です
- RTX 5060機(17万8,880円)は勧めません
- ビデオメモリ8GBで、B550のマザーボードではPCIe 4.0のx8接続になります。WQHDでビデオメモリが足りなくなる場面では、ComputerBaseのテストで大きく落ち込んだRTX 4060と同じ条件になるおそれがあります
- 24時間ワールドを開けておきたい
- ゲーム用PCを買い替えるより、専用サーバーを別に立てるか、レンタルサーバーを借りるほうが向いています。公式の要件と、ホスト兼プレイとの違いは後半で説明します
公式の動作環境(1.0でも変更なし)
Steam公式APIで2026年10月17日に取得した内容です。発売前の10月11日に取得したものと一字一句同じでした。Keen GamesのサポートサイトにあるSystem Requirementsも中身は同じで、Intel Arcの記載だけがSteam側にしかありません。
| 項目 | 最低 | 推奨 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
| CPU | Core i5-6400 / Ryzen 5 1500X(4コア) | Core i7-8700(6コア) / Ryzen 7 2700X(8コア) |
| メモリ | 16GB | 16GB |
| GPU | GTX 1060 / RX 580 / Arc A380(VRAM 6GB以上) | RTX 2070 Super / RX 6700 XT / Arc A770(VRAM 6GB以上) |
| ネットワーク | ブロードバンド接続 | ブロードバンド接続 |
| ストレージ | 60GB | 60GB(SSD推奨) |
メモリは最低・推奨とも16GBで、8GBのPCは最低要件の時点で外れます。Steam版はWindowsのみで、Mac・Linux版はありません。描画APIはVulkanで、エンジンはKeen Gamesの自社製「Holistic」です。UE5のゲームとは事情が異なり、後で触れるとおりアップスケーラーの選択肢にも影響しています。
サポートサイトの動作環境ページは、ページの更新日時こそ発売日(10月15日)に動いていますが、本文の編集日は2024年1月24日のままです。冒頭の「早期アクセス期間を通じて最適化を続けています。以下は現時点の動作環境です」という前置きも残っています。人数別の専用サーバー推奨のページも同じく本文は2024年1月から編集されていません。
Steamストアページで確認する1.0で何が変わったか

要件の表記は変わりませんでしたが、中身は大きく変わっています。開発元が発売前日に公開した1.0の更新履歴から、PC選びに関係するものを拾いました。
- 描画の作り直し
- 遠くの地形や建物を細かく描く新しい描画方式「brick renderer」が入り、地域ごとに光や空気感の設定が分けられました。点光源の影は「性能への影響を大幅に減らした」と書かれ、大きな拠点でたくさんの明かりを置けるようになっています。更新履歴にはHDR対応も書かれています(ComputerBaseの機能表では「HDRなし」で、確認が割れています)
- 軽くする方向の改善
- ビデオメモリの節約、CPU負荷の軽減、水のシミュレーションのメモリ使用量と処理の改善、サーバーとクライアントの通信に使うメモリの削減が並んでいます。「携帯機・ローエンドのグラフィックボード・Steam Deckでの性能を改善した」という項目もあります
- シェーダーの準備時間
- アップデートやGPUドライバーの更新後に走るシェーダーのコンパイル時間を大幅に短くした、とされています。ただし「少しのコンパイル時間は避けられない」とも書かれています
- セーブデータの形式
- 新しい形式に変わり、早期アクセス(0.8以前)のセーブを初めて読み込むと、自動でバックアップを取ってから変換します。10月16日の修正パッチ1.0.0.2では、壊れたキャラクターデータの変換でゲームが落ちる問題が直され、そのキャラクターは一覧に出なくなる代わりに後日の修正を待つ扱いになりました
開発元は8月のお知らせで「ローエンドやミドルレンジのPCも含めて、ゲームの動作をずっと良くしたかった」と書いていました。ただ、発売後のSteamレビューには「1.0で前より重くなった」という声と「よくなった」という声の両方があり、軽くなったと言い切れる状況ではありません。描画の質を上げる変更と軽くする変更が同時に入っているので、PCによって差し引きが変わっていると考えるのが自然です。
1.0の実測fps、推奨GPUでは最高画質60fpsに届かない

1.0のGPU別のfpsを最も多く公開しているのは、ドイツのComputerBaseです(ComputerBaseの1.0技術テスト、10月16日公開)。条件は次のとおりです。
- 画質
- 最高のプリセット(Ultra-Quality)。アップスケーリングは「パフォーマンス」(描画解像度50%)で、GeForceはDLSS、RadeonとIntel ArcはFSR 3
- テスト環境
- Ryzen 7 9800X3D、DDR5-6000 48GB、X870Eマザーボード、Windows 11 25H2
- 計測場面
- 20秒のシーン。ComputerBase自身が「非常に重い場面で、たいていはもっと速く動く」と書いています
- バージョン
- 記事の公開は10月16日の昼(ドイツ時間)で、同じ日の夜に配信された修正パッチ1.0.0.2の前です。1.0.0.2では「NVIDIAのGPUだけで、濃い灰色の霧がかかったように見える描画の不具合」が直されているため、GeForceの数字は今後変わる可能性があります。ドライバーはどのメーカーも本作向けの最適化版(Game Ready等)ではありません
1.0のWQHD平均fps(ComputerBase)
2560×1440・最高画質・アップスケーリング「パフォーマンス」(GeForceはDLSS、RadeonはFSR 3)。重い場面での計測で、普段はこれより速く動きます
推奨GPUのRX 6700 XTは40.8fpsで、最高画質のWQHDでは60fpsに届いていません。推奨スペックは「何fpsで遊べるか」を書いていないので、推奨ちょうどの構成は快適さの保証にならない、という典型です(詳しくは公式スペックの罠)。もう1つの推奨GPUのRTX 2070 Superは計測されていません。
ComputerBaseはフルHDを測っていません。ただ、WQHDでアップスケーリングを「パフォーマンス」にしたときの描画解像度は1280×720で、フルHDで「クオリティ」にしたときと同じです。最終的な出力の重さは違うので同じ数字にはなりませんが、フルHDでも最高画質のままではRTX 5060で60fpsに届きにくい、という見当はつきます。プリセットを1〜2段下げる前提で考えてください。PCGHによると、画質のプリセットを変えるとアップスケーリングのモードも連動して切り替わるので、プリセットを下げたあとはアップスケーリングの設定も確かめてください。
同じ価格ならRadeonが速い、ただし画質はDLSSが上
ComputerBaseは「Radeonはこのゲームで、GeForceの同格の製品よりはっきり速い」とまとめています。RX 9070 XTはWQHDでRTX 5090にほぼ並んでいます(88.6fpsと93.9fps)。アップスケーラーの差が原因ではないことも確かめていて、RX 9070 XTとRTX 5070 Tiの両方をFSR 3にそろえても、RX 9070 XTがWQHDで19%速かったそうです。理由は分かっていない、とも書いています。Intel Arcは「非常に遅い」とされ、Arc B580は22.4fps、Arc Pro B70でもWQHDで30fpsに届きませんでした。
BTOで同じ17万8,880円のRX 9060 XT機とRTX 5060機を比べると、上のグラフで52.9fpsと39.2fps、差は35%です。RX 9060 XT機は3万円高いRTX 5060 Ti 16GB機(46.5fps)よりも速く出ています。数字だけ見ればRX 9060 XT機が一番お得ですが、後で紹介するSteamレビューの結果があるため、当サイトは推奨にしていません。
一方で、Radeonには画質の弱みがあります。
- FSR 4が使えない
- RX 9000・RX 7000・RX 6000で使える高画質なFSR 4.1は、DirectX 12向けで、Vulkanの本作では使えません(ComputerBase・PCGH)。両誌とも、非公式ツールのOptiScalerで有効にできる余地があると書いていますが、自己責任の方法です。Radeonで使えるのは画質が一段落ちるFSR 3で、ComputerBaseはRadeonの結果すべてに「画質が悪い」と注記しています
- DLSSは使える
- GeForceはDLSSで描画解像度を下げても画質を保ちやすく、PCGHによるとDLSS 4.5にも最初から対応しています
- フレームの出方はRadeonが滑らか
- ComputerBaseによると、RX 9070 XTは大きな乱れがなく、RTX 5070 Tiでは20秒のシーンで40回を超えるフレームの引っかかりが出ました。可変リフレッシュレート(G-SYNC等)のモニターならかなり目立たなくなる、としています
ベンチマークだけなら、fpsでも滑らかさでもRadeonが上で、画質はGeForceが上です。それでも当サイトがRTX 5060 Ti 16GBを推奨にしたのは、次に紹介するSteamレビューでRadeonの不満が多く、その理由がまだ分からないからです。メーカーごとの一般的な違いはRadeonとGeForceどっちを選ぶかにまとめています。
VRAM 8GBはWQHDで足りないことがある
公式要件のVRAMは「6GB以上」で、8GBのグラフィックボードは要件を満たします。ただ、ComputerBaseは1.0について「WQHDでは8GBでは足りないことがある。PCIeのレーン数と世代しだい」「GeForceのほうが影響を受けやすい」と書いています。同じ8GBでも、RTX 5060(39.2fps)とRTX 4060(20.6fps)で倍近い差が出ているのは、この影響と見られます。
RTX 4060はPCIe 4.0のx8接続、RTX 5060は5.0のx8接続です。X870Eのテスト環境では、RTX 5060の帯域はPCIe 4.0のx16で動くRTX 3060 Ti(35.1fps)と同じになり、RTX 4060はその半分です。8GBの3枚のうち4060だけが大きく落ちていて、通常の性能差(2割前後)では説明がつきません。同じ4.0 x8でも、RadeonのRX 7600は37.6fpsで踏みとどまっています。ComputerBaseは、最高画質で遊ぶならどの解像度でもビデオメモリ12GB以上を推奨とし、8GBには「×」を付けています。
ここで注意したいのがBTOのマザーボードです。RTX 5060はPCIe 5.0のx8接続で、ComputerBaseのテスト環境(X870E)ではPCIe 5.0で動いています。今回挙げたドスパラの5700X機はB550、7700機はA620Aで、どちらもグラフィックボードはPCIe 4.0での接続になります。B550の5700X機に載るRTX 5060はPCIe 4.0のx8接続、つまりComputerBaseのテストでRTX 4060が動いていたのと同じ帯域です。WQHDでビデオメモリが足りなくなる場面では、39.2fpsよりRTX 4060の20.6fpsに近づくおそれがあります。
本作のために買うなら、ビデオメモリ16GBのグラフィックボードを選んでください。8GBで足りなくなる新作はほかにも増えています(VRAM 8GBで足りないゲーム一覧)。PCIeの世代がfpsに効く例はRyzen 5 4500機とPCIe 3.0でも説明しています。
発売後のSteamレビュー1,216件をPC構成で集計した
ベンチマークは1つの場面を高性能なCPUで測った数字です。実際に買った人がどんなPCで不満を持っているかを見るため、Steamのレビューを集計しました。
集計の方法です。2026年10月17日の昼に、Steamのレビュー取得API(appreviews)で、1.0が配信された日本時間10月16日0時3分以降に書かれた全言語のレビューを取得しました。件数は1,216件です。そのうちPC構成(OS・GPU・ビデオメモリ容量)が添付された219件から、Windows以外(CachyOSなどのLinux)と明らかに架空の構成を除いた200件を分けています。「性能を理由にした不評」は、おすすめしないレビューのうち、本文に最適化・カクつき・fps・ラグを指す語が入っているものです。英語のほか、ドイツ語・ロシア語・中国語など件数の多い言語の言い方も数えました。
まず全体です。1,216件の好評は80.4%で、発売直前の3日間(404件、96.5%)より下がっています。おすすめしないレビュー238件のうち、性能に触れていたのは28.6%で、最も多い理由でした。マルチプレイやサーバーへの言及は5.5%、ワールド設定を変えられない不具合が5.0%です(この不具合は10月16日の修正パッチで直っています)。
PC構成で分けた結果です。
性能を理由にした不評の割合(GPU別)
発売後のSteamレビューのうちPC構成付き・Windowsの200件。カッコ内は件数。GPUの性能の差も混ざっています
- Radeonの不満が多い
- Radeonで遊んでいる人は41件中16件(39.0%)が性能を理由におすすめしておらず、GeForceの158件中24件(15.2%)より多い結果でした。英語のレビューだけに絞っても40.0%対15.7%、ビデオメモリ16GB以上どうしでもRadeon 37.8%(37件中14件)対GeForce 11.1%(63件中7件)で、偶然とは考えにくい差です(フィッシャーの正確確率検定でp=0.002)。性能を指す語の判定しだいで数字は多少動きます
- 不満の中身
- Radeonの不満16件を1件ずつ読むと、中心は「設定を下げてもfpsが上がらない」「カクつく」というfpsそのものへの訴えで、「早期アクセスより1.0で悪くなった」という声が5件ありました。FSR 3の画質やFSR 4.1が無いことへの不満は3件です。ComputerBaseの計測とは食い違っていて、原因は分かりません
- RX 9060 XTに限ると
- 7件中6件が性能を理由にした不評でした(CPUはRyzen 5 5600X・5600・Core i5-12400F・Ryzen 5 8400Fなど)。件数は少ないものの、当サイトが候補に挙げるGPUなので、そのまま書いておきます。RTX 5060 Ti(8GB版を含む)は3件中0件でした
- VRAM 6GB以下
- GeForceの6GB以下(RTX 2060やRTX 3050、ノートPC向けのRTX 4050など)では15件中7件が性能を理由にした不評でした。最低要件付近のPCでは厳しいと考えてください
- 8GBと10GB以上
- GeForceの8GB(17.5%)は10〜12GB(7.5%)より高めですが、件数が少なく偶然の範囲を出ません。8GBの層はRTX 4060・3060 Ti・3070が中心で、12GB級(RTX 5070・4070・3080など)よりGPU自体の性能も低いため、ビデオメモリだけの差とは言えません
- Windows 10
- Windows 10で書かれた35件は好評51.4%で、Windows 11の165件(76.4%)より低めでした。Windows 10のPCは古い構成が多いので、OSの差というより世代の差が混ざっていると見ています
注意点もあります。PC構成を添付したレビューは200件のうち好評が72.0%で、全体(80.4%)より低めです。不満がある人ほど自分の構成を添えて書く傾向があるので、この割合は「買った人のうち何割が不満か」ではありません。メーカー間や容量間の比べ方として読んでください。
ベンチマークでは速いRadeonが、レビューでは不満が多いという結果は矛盾して見えます。ComputerBaseはフレームの出方も比べていて、むしろRadeonのほうが滑らかだとしています。ただし計測は1つの場面で、CPUはRyzen 7 9800X3D、ドライバーはこのゲーム向けの最適化版ではありません。レビューの不満が特定の環境やドライバーに偏っているのかは、まだ切り分けられていません。
DLSSとFSR 3に対応、フレーム生成とXeSSはなし
1.0の時点で使えるアップスケーラーとフレーム生成をまとめます。
- DLSS(RTXシリーズ)
- 早期アクセス開始時から対応しています。1.0ではDLSS 4.5に対応している、とPCGHは書いています
- FSR 3(AMDほか)
- 2024年7月のアップデートでFSR 2から置き換えられたもので、1.0でも同じです。前述のとおりFSR 4はVulkanの本作では使えません
- XeSS(Intel Arc)
- 2025年5月のアップデートで追加されていましたが、ComputerBaseとPCGHの1.0のテストではどちらも「対応なし」です。PCGHは、ログファイルにはXeSSの記述があるのに設定には出てこない、と書いています
- フレーム生成
- DLSS・FSR・XeSSのいずれのフレーム生成にも対応していません。1.0の更新履歴にも記述がなく、ComputerBaseは2026年のゲームとして物足りない点に挙げています
フレーム生成で見かけのfpsを稼ぐことができないので、GPUそのものの性能がそのまま効くタイトルです。各技術の違いと対応GPUはDLSS・FSR・XeSSはどのGPUで何が使えるかにまとめています。
遊び方で必要なスペックが変わる理由

本作のマルチプレイは、誰か1人のPC(または専用サーバー)がワールドを持ち、ほかのプレイヤーがそこへ参加する仕組みです。開発元のサーバーFAQによると、ワールドの進行はワールドを持つ側に保存され、キャラクターの進行は参加する各プレイヤーのPCに保存されます。
ワールドを持つ側は、自分の画面を描くだけでなく、敵の動き、拠点で働く住人、水の流れ、参加者全員の位置といったワールド全体の処理も引き受けます。参加する側は、その結果を受け取って自分の画面を描くのが主な仕事です。同じゲームでも、どちらの立場で遊ぶかでPCにかかる負荷の中身が変わります。
- ソロ
- 自分のPCがワールドを持ちますが、プレイヤーは1人だけです。快適さはおもにGPUで決まります。PCGHの1.0のCPUテストでは、コア数を増やしてもfpsは伸びず、キャッシュの大きさやメモリの速さが効いたとされています
- 参加側
- ワールドの処理はホストか専用サーバーが受け持ちます。必要なのは自分の画面を描く力なので、ソロと同じ考え方でGPUを選びます。ホスト側の処理や回線が追いつかないときの引き戻し(ラバーバンディング)は、参加側のPCを強くしても解消しません
- ホスト兼プレイ
- ゲームを遊びながら、参加者全員分のワールド処理も1台で受け持ちます。人数が増えるほどCPUと回線の上り速度が効いてきます。ホストがゲームを終えるとワールドも閉じます
- 専用サーバー
- ワールドを持つだけの役割を、別のPCかレンタルサーバーに任せます。サーバー側は画面を描かないのでGPUは要りません。ホストが遊んでいなくても、仲間はいつでもワールドに入れます
開発元が挙げる専用サーバーの推奨スペック
Keen Gamesのサポートサイトには、専用サーバーの推奨スペックが人数別に載っています(Recommended Server Specifications)。1.0の発売後も本文は2024年1月のままです。必要なスペックは「サーバーで実際に遊んでいるプレイヤーの数に大きく左右される」と前置きしたうえで、次のように書かれています。
- 4〜6人
- Intel Core i7 3.2GHz相当またはAMDの同等品、6コア12スレッド。メモリ16GB。SSDに30GB以上の空き。上り回線は1人あたり2Mbps
- 16人
- Intel Core i7 3.7GHz相当またはAMDの同等品、8コア16スレッド。メモリ16GB。ストレージと回線の考え方は4〜6人と同じです
- サーバーのメモリ使用量
- サーバーFAQによると、何もしていない状態で約4.4GB、プレイヤー1人ごとに最大100MB増え、合計で6GBを超えないはずとされています
- ストレージ
- サーバーのファイルは展開後で約13GB。ワールドのセーブデータは1つあたり最大100MBです
- 対応OS
- 専用サーバーは今もWindowsのみです。インストール手順のページには「Linux対応は後日予定」と書かれたままで、1.0でも対応していません。Steamで本作を持っていれば、ライブラリの「ツール」から無料で入手できます
設定ファイルの説明には、プレイヤーの枠(最大16)を1つ増やすごとにサーバーの負荷が上がり、CPUやメモリが足りないときは枠を減らすと負担を軽くできる、とも書かれています。1.0では、参加人数に合わせて敵の数を自動で増減する「Automatic」の設定も加わりました。人数が増えるほど敵も増えるので、人数がそのまま負荷になる構造は変わっていません。
上り回線は「1人あたり2Mbps、下りも同程度」が目安なので、人数をかけると次のようになります。
専用サーバーに必要な上り回線の目安
開発元の推奨「1人あたり上り2Mbps」に人数をかけた計算値。実効速度で比べてください
数字だけ見ると小さく感じますが、これは「契約の最大速度」ではなく「実際に出ている上りの速度」と比べる必要があります。夜の混雑時間帯に上りが落ちる回線では、16人を迎えると参加者側で引っかかりが出ます。自宅の回線の実効速度と、Wi-Fiを有線に替える効果はpingが高いときの原因と対策で確認できます。
ホスト兼プレイは8コアを基準にします

自分のPCでワールドを開きながら遊ぶ場合の要件は、公式には書かれていません。ただ、ホスト兼プレイのPCは「ゲームの描画」と「専用サーバーと同じワールド処理」を同時に受け持つので、専用サーバーの推奨は最低限の目安として使えます。16人なら8コア16スレッドが基準です。
この考え方で見ると、BTOのCPU選びに1つ注意点があります。
- Ryzen 7 5700X
- 8コア16スレッド。16人の専用サーバーの推奨と同じコア数・スレッド数です。今回の構成では最も安く8コアを確保できます
- Ryzen 7 7700
- 8コア16スレッドで、5700Xより世代が1つ新しく、最大クロックも5.3GHzと高めです。大人数のホスト兼プレイで余裕を持たせたいならこちらです
- Ryzen 5 7500F
- 6コア12スレッド。1コアあたりの速さは5700Xを上回り、ソロや参加側なら十分です。ただしドスパラでは同じGPUの5700X版より高く、コア数は4〜6人向けの推奨と同じ水準なので、本作のために選ぶ理由は薄いです
- Ryzen 5 4500
- 6コア12スレッドで、L3キャッシュは8MBと少なめです。PCGHの結果どおりキャッシュが効くなら、ソロでも不利になります。グラフィックボードとの接続もPCIe 3.0なので、本作には向きません
1.0の更新履歴には、CPU負荷の軽減のほか「サーバーが重いときでもプレイヤーの操作の反応をよくした」「サーバーが重いと滑空の軌道が乱れる問題を減らした」「サーバー性能の警告が早く出すぎていたのを直した」といった、ホストやサーバーが重い状況を前提にした改善が並んでいます。10月16日の修正パッチ1.0.0.2でも、非常に多くの敵と戦うとサーバーが落ちる問題が直されました。
一方で、発売後のレビューには「1.0になってからサーバーで引き戻しが増えた」「専用サーバーを使わないマルチで遅延がひどくなった」という声もあります。数は多くありませんが、ホスト役のPCには余裕を持たせておくほうが安全です。1コアあたりの速さとコア数のどちらがホストの処理に効くのかを比べた検証は見つけられなかったため、ここでは公式の推奨どおりコア数を基準にしました。CPUの序列全体はCPU性能比較をご覧ください。
重くなりやすい場面

早期アクセス中から1.0までのパッチノートを読み返すと、開発元が性能の改善対象として繰り返し挙げている場面があります。どれもワールドを持つ側の処理が増える場面です。
- 住人や動物、敵が多い場所
- 2024年11月と12月のパッチで住人の多い拠点の改善が続き、1.0の修正パッチでも「敵・住人・マネキンなど多くのものがあるワールドで、ファストトラベル中やグライダーの着地時に落ちる」問題が直されています
- 大量の水が流れる場所
- 水のシミュレーションは2025年11月の追加以降、何度も軽量化されています。1.0でもメモリ使用量と処理の改善が入り、修正パッチ1.0.0.2では水のシミュレーションに関係するまれな落ちが直されました
- 明かりの多い大きな拠点
- 1.0で点光源の影が作り直され、性能への影響は大幅に減ったとされています。早期アクセス時代に大きな拠点で重かった人は、1.0で改善している可能性があります
- 参加人数
- 前述のとおり、サーバーのプレイヤー枠を1つ増やすごとに負荷が上がると、開発元自身が書いています
拠点を大きくしてから重くなったと感じたら、まず住人の数や、拠点の近くを流れる水を疑ってみてください。画質設定を下げてもfpsが変わらないなら、GPUではなくCPU側が上限になっています。Steamレビューにも「最低設定にしてもfpsが上がらない」という訴えがありました。同じ症状が出るゲームと見分け方はGPUを上げても速くならないゲーム一覧にまとめています。
メモリ16GBで足りるか
公式の推奨は16GBです。ソロや参加側なら、16GBで始めて問題ありません。1.0の更新履歴でも、メモリやビデオメモリの使用量を減らしたという項目が複数入っています。
迷うのはホスト兼プレイです。開発元の数字は「専用サーバーのプロセス単体で4.4〜6GB」というもので、ゲームを遊びながらワールドを開いたときに何GB使うかは公表されていません。PC構成付きのSteamレビューでは、メモリ16GB以下の35件の好評が62.9%、32GBの120件が70.0%で、件数が少なくCPUやGPUの世代差も混ざるため、メモリ容量の影響とまでは言えませんでした。
ドスパラで32GB(16GB×2)に変えると、5700X機で+4万9,900円、7700機で+5万6,100円かかります(2026年10月時点の注文画面)。最初から盛るには高い金額です。今回挙げた構成は16GB×1枚なので、空いているスロットに後から同じ規格のメモリを足せます。大人数で遊んでいるときにタスクマネージャーでメモリ使用率が9割前後に張り付くようなら増設する、という順番が無駄がありません。
なお、1枚挿しのままより2枚組(デュアルチャネル)のほうがCPUの処理が速くなりやすいことは覚えておいてください。PCGHもキャッシュやメモリの速さがfpsに効くとしています。同じ16GBのまま8GB×2に変えると、5700X機は+5,000円、7700機は+1万5,000円です。5700X機なら5,000円で済むので、注文時に変えておく価値があります。メモリを32GBにすべきゲームの傾向はメモリ32GBが必要なゲーム一覧、パルワールドのように拠点規模でメモリが増える例はパルワールド向けゲーミングPCで解説しています。
予算別の構成例
すべて2026年10月17日にドスパラ公式の製品ページで確認した価格です(白の01W、送料3,300円は別)。10月11日の確認時から価格は変わっていません。GPUやメモリの価格は変動が激しいため、購入前に最新の価格を確認してください。
- 20万8,880円 — 推奨の最低ライン
- Ryzen 7 5700X + RTX 5060 Ti 16GB + 16GB DDR4(16GB×1) + 500GB SSD(AD-R7X56C-01W)。ビデオメモリ16GBで、DLSSで画質を保てます。ソロから少人数のホストまで、迷ったらこれです。メモリを8GB×2にする+5,000円のカスタマイズもおすすめです
- 17万8,880円 — 安くて速いが様子見
- Ryzen 7 5700X + RX 9060 XT 16GB + 16GB DDR4(16GB×1) + 500GB SSD(AD-R7X96G-01W)。1.0の実測ではRTX 5060 Ti 16GB機より速いのに3万円安い構成です。ただしSteamレビューではRX 9060 XTで遊ぶ人の不満が多く、原因が分かるまでは勧めにくい選択肢です
- 22万8,880円 — 大人数のホスト兼プレイ
- Ryzen 7 7700 + RTX 5060 Ti 16GB + 16GB DDR5(16GB×1) + 500GB SSD(AD-R7A56C-01W)。推奨の最低ラインから2万円上乗せしてCPUの世代を上げ、メモリもDDR5になります。8人を超える人数で自分のワールドを開くなら、余裕を見てこちらを選ぶのが当サイトのおすすめです
- 23万3,880円 — WQHDで高画質
- Ryzen 7 5700X + RTX 5070 + 16GB DDR4(16GB×1) + 500GB SSD(AD-R7X57A-01W)。ComputerBaseの計測でWQHD・最高画質62.8fpsでした。大人数のホストも兼ねるなら、7700版(AD-R7A57A-01W、24万8,880円)もあります
17万円台に、本作のために安心して勧められる構成は今のところありません。 RTX 5060機はビデオメモリ8GBとPCIe 4.0 x8の組み合わせでWQHDの落ち込みが心配で、RX 9060 XT機はベンチマークとレビューの評判が食い違っています。今買うなら3万円足してRTX 5060 Ti 16GB機にしてください。RX 9060 XTの不満の原因がパッチやドライバーで分かったら、この記事で評価を見直します。価格帯ごとの選び方は15万円前後のおすすめゲーミングPCと20万円台のおすすめゲーミングPCでも整理しています。
16人を毎日のように迎えるなら、ゲーム用PCを強くするより専用サーバーを分けるほうが筋がよい選択です。専用サーバーはGPUが要らず、公式推奨でもメモリは16GBです。ホストが遊んでいない時間も仲間がワールドに入れるので、人数が多いグループほど便利になります。開発元のFAQによると、ゲーム内からG-PORTALのサーバーを直接レンタルすることもでき、ほかのレンタル業者も使えます。
中古のゲーミングPCはおすすめしません。ホスト中にカクつきや切断が起きたとき、原因がゲームの負荷なのか、回線なのか、前の持ち主の使い方で傷んだパーツなのかを自分で切り分けられないからです。詳しくは中古ゲーミングPCを勧めない理由をご覧ください。
PS5とのクロスプレイは1.0では非対応
PS5版は1.0と同じ10月15日に発売されましたが、PCとPS5のプレイヤーが同じワールドで一緒に遊ぶことはできません。開発元は発売2日前(現地時間10月13日)のLaunch FAQで次のように書いています。
Enshrouded will not be cross-platform at launch … We are working on bringing cross-platform play to Enshrouded, but have no current estimate on how much time it will take us.
「発売時点ではクロスプラットフォームに対応しない。対応に取り組んでいるが、どれだけ時間がかかるかの見込みは今のところない」という意味です。1.0の更新履歴にもクロスプレイの項目はありません。
PS5の友だちと遊ぶためにPCを買う、PCの友だちと遊ぶためにPS5版を買う、という選び方は今のところ成り立ちません。なお、自分の作った拠点や仕掛けを公開する「アドベンチャー共有」は、一緒に遊ぶ機能ではなく作品を見に行く機能です。ゲーム機とPCの使い分けはPS5とゲーミングPCの比較で整理しています。
Steam Deckは「確認済み」に変わった
SteamのSteam Deck互換性情報は、10月11日の時点では「非対応」でしたが、10月17日には「確認済み」になっていました。判定の項目には「既定の設定で快適に動作する」が入っています。1.0の更新履歴にある「携帯機・ローエンドのグラフィックボード・Steam Deckでの性能を改善した」という変更が反映された形です。外付けコントローラーで1人目のプレイヤーを操作することには対応していない、という注記も付いています。
Steam Machineでも「確認済み」です。テレビにつないで遊ぶ選択肢として気になる人は、Steam MachineとゲーミングPCの比較も参考にしてください。携帯機全般の選び方は携帯ゲーミングPCの選び方にまとめています。
開発元のFAQでは、NVIDIAのクラウドゲームサービス「GeForce NOW」でも遊べるとしています。PCの性能を気にせず試せる方法ですが、料金プランごとの利用時間や操作の遅延といった制約があります。比較はクラウドゲームとゲーミングPCの比較をご覧ください。
そのほか押さえておきたいこと

- 価格
- Steam版の定価は4,840円で、10月11日の確認時から変わっていません(欧州は9月に29.99ユーロから39.99ユーロへ値上げ済み)。10月29日までは発売記念セールで10%引きの4,356円です(2026年10月17日時点)
- Steamの評価
- 累計10万8,018件で「非常に好評」(好評85.9%)。ストアの「最近のレビュー」は2,102件中83%が好評です(10月17日時点)
- 日本語
- テキストは日本語に対応しています。1.0で追加された本や手紙の朗読、主要な住人のボイスは英語・ドイツ語・中国語のみで、日本語音声はありません
- 1.0で増えた要素
- 溶岩地帯と浮島からなる新エリア「Cinder's Cradle」を含むマップ全域の開放、最大レベル50への引き上げ、魔法9種の追加と骸骨の召喚、レバーや感圧板で扉や罠を動かせる論理回路システム「Sparkworks」などです。早期アクセス版を買った人は買い直し不要です
- マルチプレイ
- 最大16人の協力プレイに対応しています。開発元のFAQでは、オフラインで1人でも遊べるとしています。クエストの進行がワールド単位で共有されるため、遊ぶ時間がばらばらのグループには向かない、という不評も見られました
- ストレージ
- 必要な空き容量は60GBで、推奨環境ではSSD推奨です。今回の構成はどれも500GBのSSDなので収まりますが、同じPCで専用サーバーも動かすなら、さらに30GBほどの空きを見てください。容量の決め方はストレージの選び方で解説しています
よくある質問
Q.Enshrouded(霧の王国)の推奨スペックは?
A.Windows 10(64bit)、Core i7-8700またはRyzen 7 2700X、メモリ16GB、GeForce RTX 2070 Super・Radeon RX 6700 XT・Intel Arc A770のいずれか(VRAM 6GB以上)、空き容量60GB(SSD推奨)です。1.0の発売後(2026年10月17日)にSteam公式APIで確認し、早期アクセス中から変わっていません。
Q.最低スペックはどれくらいですか?
A.Windows 10(64bit)、Core i5-6400またはRyzen 5 1500X、メモリ16GB、GeForce GTX 1060・Radeon RX 580・Intel Arc A380のいずれか(VRAM 6GB以上)、空き容量60GBです。メモリ8GBのPCは最低要件を満たしません。
Q.1.0で推奨スペックは上がりましたか?
A.上がっていません。Steamの表記もサポートサイトの本文も早期アクセス中と同じです。ただしドイツのComputerBaseの実測では、推奨GPUのRX 6700 XTはWQHD・最高画質(アップスケーリングあり)で40.8fpsで、推奨ちょうどの構成では最高画質の60fpsに届きません。
Q.RTX 5060で遊べますか?
A.遊べますが、本作のために買うならおすすめしません。ComputerBaseの計測ではWQHD・最高画質で39.2fpsで、ビデオメモリ8GBが足りなくなる場面もあるとされています。BTOのB550マザーボードではPCIe 4.0のx8接続になり、同じ帯域のRTX 4060は20.6fpsまで落ちていました。RTX 5060 Ti 16GBを選んでください。
Q.RadeonとGeForceはどちらがいいですか?
A.ベンチマークではRadeonが上です。ComputerBaseは同格のGeForceよりはっきり速く、フレームの出方も滑らかだとしています。一方、発売後のSteamレビューではRadeonで遊ぶ人のfpsやカクつきへの不満が多く、原因は分かっていません。RadeonではFSR 4.1も使えません。当サイトは今のところ、DLSSが使えるRTX 5060 Ti 16GBを推奨にしています。
Q.PS5の友だちと一緒に遊べますか?
A.1.0の時点では遊べません。開発元はLaunch FAQで、発売時点ではクロスプラットフォームに対応せず、対応に取り組んでいるものの時期の見込みはないと説明しています。
Q.16人で遊ぶにはどんなPCが必要ですか?
A.自分のPCでワールドを開くなら、開発元が専用サーバーの16人向けに推奨している8コア16スレッドのCPUを基準にしてください。回線は1人あたり上り2Mbpsが推奨で、16人なら32Mbpsです。頻繁に大人数で遊ぶなら、専用サーバーを別に立てるかレンタルするほうが安定します。
Q.専用サーバーの推奨スペックは?
A.開発元によると、4〜6人なら6コア12スレッドのCPU(Core i7 3.2GHz相当)、16人なら8コア16スレッドのCPU(Core i7 3.7GHz相当)、どちらもメモリ16GB、SSDに30GB以上の空き、上り回線は1人あたり2Mbpsです。サーバー自体のメモリ使用量は4.4〜6GBとされています。1.0の時点でもWindowsのみの対応です。
Q.フレーム生成は使えますか?
A.使えません。1.0の時点でDLSS・FSR・XeSSのいずれのフレーム生成にも対応していません。アップスケーリングはDLSSとFSR 3が使え、ComputerBaseとPCGHのテストではXeSSも選べませんでした。
Q.Steam Deckで遊べますか?
A.2026年10月17日時点で、SteamのSteam Deck互換性情報は「確認済み」です。発売前は「非対応」でしたが、1.0で携帯機やSteam Deckでの性能が改善されています。Steam Machineでも「確認済み」です。
まとめ・次に読みたい記事
『Enshrouded霧の王国』の推奨スペックは、1.0になってもRTX 2070 Super・Core i7-8700 / Ryzen 7 2700X・メモリ16GB・容量60GBのままです。ただし1.0の実測では推奨GPUで最高画質60fpsに届かず、同じ価格ならRadeonがGeForceより速いという結果でした。ただし発売後のレビューではRadeonの不満が多く、原因が分かっていません。当サイトの推奨の最低ラインはRTX 5060 Ti 16GB機の20万8,880円で、17万円台に安心して勧められる構成は今のところありません。
自分のPCで大人数を迎えるなら、選び方の軸はGPUからCPUのコア数と上り回線に移ります。16人のホストは8コア16スレッドと上り32Mbpsが公式ベースの目安で、毎日のように大人数で遊ぶなら専用サーバーを分けるほうが合理的です(価格はいずれも2026年10月17日時点のドスパラ価格)。PS5とのクロスプレイや追加のパッチで状況が変わったら、この記事を更新します。ほかのゲームの目安は人気ゲーム別おすすめゲーミングPC一覧にまとめています。



